日常動作でも膝の体重の〇倍の負荷が!?~膝・股関節・肘の痛みの根本治療について~

『段差や階段の昇り降りがつらい』
『歩くとすぐに膝が痛くなってくる』
『立ち上がりや座る時に強い痛みが走る』
『将来膝・股関節が人工関節になるのではと心配している』
『テニス肘と言われたが、何をしたらよいかわからない』
『パソコン作業・デスクワーク中に肘から腕がジンジンする』       等々

どの関節の痛みにも共通して言えるのは…
《無理して使い続ける》ことで悪化する
《庇って使う》ことで他の関節や筋肉にも影響が出る
《動かすのが怖くなる》ことで筋力が低下し、更に関節が不安定になる

この負のサイクルと止めるためには、【早めの対処】【根本原因の解消】がとても重要になってきます。

日常生活で膝にかかる“驚き”の負荷とは?

私たちが動作をする際、膝にかかる力は単なる【体重】だけではなく、動作に必要な【筋肉の力(収縮力)】や【床反力】も加わる為、想像以上に膝関節に大きな負担がかかります😢

歩くだけで体重の《約3倍》の負荷!?

一見軽い運動に見える【歩行】ですが、実際には体重の約3倍の負荷が膝関節にかかるとされています。

歩いている時は片足に全体重がかかる上に、太ももの筋肉(大腿四頭筋)が膝を支えるために収縮し、関節内に圧力が加わるからです。
体重60㎏の人であれば、180㎏相当の圧力が膝にかかっている計算になります😲

🚨静止状態では体重分の負荷しかかかりませんが、動きが加わると関節は【支えるだけでなく動かす】為に追加の力を必要とするのです。

立ち上がり・階段昇降時は体重の5~8倍の負荷

さらに大きな負担がかかるのが、
【椅子からの立ち上がり】や【階段の昇り降り】【しゃがみ動作】などです。

これらの動作では、膝を大きく曲げてから伸ばす必要があります。
その際、太ももの前側の筋肉(大腿四頭筋)や太ももの裏(ハムストリングス)が強く働き、膝を伸ばすために全力で引っ張ります。
特に膝を曲げた状態では、関節の接触面積が小さくなる為、圧力が集中して関節軟骨や半月板に大きなストレスがかかります。

その結果、膝には体重の5~8倍の圧力がかかる事もあります。
体重60㎏の方が立ち上がると、最大で約480㎏分の力が膝にかかる事も😢

八王子駅から徒歩7分、h&h八王子ユーロードの鍼灸整骨院・整体院では、股関節痛、ヒザ・ヒジの痛み緩和が可能です。ご予約は以下のページからできます。
今すぐ予約する。

膝の痛みの原因

1.変形性膝関節症(膝OA)

~原因~
変形性膝関節症(膝OA)は、関節の軟骨がすり減る事で関節に炎症や変形が起こる疾患です。
特に中高年の女性に多く見られます。
・加齢による軟骨の劣化
・肥満による膝への過剰な負担
・過去の膝のケガや手術歴
・O脚やX脚などのアライメント異常

~症状~
・起床時や動き始めの膝のこわばり
・階段の昇降での痛み
・膝の腫れや熱感
🚨進行すると歩行困難の場合も…

2.オスグッド・シュラッター病

~原因~
オスグッド病は成長期(小中学生)のスポーツをしている子供に多くみられる膝の痛みです。
脛骨粗面(膝下の出っ張り部分)に強い牽引力が加わる事で炎症が起こります。
・骨の成長に筋肉(特に大腿四頭筋)が追い付かない
・繰り返しのジャンプや走行動作
・身体の使い方の癖や姿勢不良

~症状~
・脛骨粗面の痛みと腫れ
・スポーツ中や後の膝の違和感
・押すと痛みがある(圧痛)
・成長期が終わると症状は軽減するが、治療が遅れると骨隆起が残る事も…😢

3.スポーツ外傷による半月板・靭帯損傷

~原因~
激しいスポーツ活動中や交通事故などの強い外力によって、膝を捻ったり急停止したりすることで起こりやすくなります。
特に以下の損傷が多く見られます。
・前十字靭帯(ACL)損傷
・内側側副靭帯(MCL)損傷
・半月板損傷(内側・外側)
バスケットボール・サッカー・バレーボールなどのストップ&ターン動作の多い競技に多く見られます。

~症状~
・膝の激しい痛みや腫れ
・可動制限、引っ掛かり感
・膝崩れ
・関節内の出血     等々
損傷の程度によっては手術が必要になる事もあります😢

4.筋力不足と姿勢の崩れ

膝関節は、太もも(大腿四頭筋)お尻(殿筋群)ふくらはぎ(下腿筋)などの筋肉に支えられています。

これらの筋力が低下すると、膝への負担が直接的に増加し、関節へのストレスが強まります。
また、猫背や骨盤の歪み、足のアーチ崩れ(偏平足)などの姿勢不良も、膝への悪影響を与えます。

~原因となる生活習慣~
・長時間の座り姿勢(デスクワーク)
・運動不足
・歩き方の癖(ガニ股・内股)
・片足重心のクセ    等々
膝に負担がかかる歩き方や立ち方を続けると、痛みが慢性化することも…😢

股関節の痛みの原因

股関節は骨盤と大腿骨をつなぐ重要な関節で、体重を支えながらあらゆる方向に動く可動性を持っています。
しかしこの柔軟性の高い関節こそ、負担が集中しやすく、痛みの原因となりやすいのです。

~股関節に起こりやすい障害~
・変形性股関節症:関節の軟骨がすり減り、骨同士がぶつかって炎症や痛みを引き起こす
・筋膜や靭帯の硬さ:お尻や太ももの筋肉の柔軟性が低下すると、股関節に過度なストレスがかかる
・骨盤の歪み:姿勢不良や足の使い方の癖で骨盤にゆがみが生じ、股関節のバランスが崩れる

まずは、30代から40代で股関節に軽い痛みが出てきます。初期には、例えば捻るような姿勢をした時に股関節が痛くなる程度で、軟骨が残っているうちはあまり痛みを感じないかもしれません。軟骨がどんどんすり減って進行期に差し掛かると、股関節が常に痛くなります。この状態が続くと病院で整形外科を受診する人が多くなります。末期になると安静時にも痛くなり、左右の脚の長さに差が出て、歩き方のバランスが悪くなることもあります。

臼蓋形成不全に伴って起こる股関節の痛み

🚨階段の昇り降りや、長時間の歩行で痛みが出る方は、股関節の状態が悪化している可能性があります。

庇った動きをし過ぎると、腰痛などの慢性化症状にもなりやすいので注意をしましょう❢
⇩h&h八王子ユーロードの鍼灸整骨院・整体院での腰痛緩和治療方法⇩

肘の痛みの原因

肘は、日常の「つかむ・ひねる・持ち上げる」などの動作に大きく関与しています。
特にスポーツや繰り返し動作が多い方は、肘の筋肉や腱に強い負荷がかかります。

~よくみられる肘の痛み~
・テニス肘(外側上顆炎):手首を反らす筋肉の使いすぎにより、肘の外側に炎症が起こる
・ゴルフ肘(内側上顆炎):肘の内側に負担がかかり、物を握る・引く動作で痛む
・肘の過伸展や捻りによる靭帯損傷:スポーツや転倒などで起きる外傷

仕事や育児、家事などでも肘に負担がかかっていることは多く、「なんとなく痛い」を放っておくと慢性化するリスクがあります。

特に、同じ動作の繰り返しは上半身の筋肉を硬くしやすく、肩こりや首こりとしてお身体の不調として現れてきます😢

⇩h&h八王子ユーロードの鍼灸整骨院・整体院での首肩こり緩和治療方法⇩

姿勢矯正とトレーニングで関節の痛みを根本治療

h&h八王子ユーロードの鍼灸整骨院・整体院では姿勢矯正とトレーニングを組み合わせて、痛みの緩和と再発予防を目指す施術を行っています。

姿勢矯正

姿勢矯正で関節にかかる負担を軽減
私たちの身体は、骨格のバランスが整っていると、筋肉や関節に無駄な負担がかからず、スムーズに動くことができます。
しかし姿勢が崩れていると、一部の関節に過剰な負荷がかかりやすくなります。

姿勢矯正で期待できる効果
・膝への負担軽減:骨盤や足の歪みを整えることで、膝にかかる体重の偏りをなくします。
・股関節の動きをスムーズに:股関節まわりのアンバランスを修正し、歩行時や立ち上がる動作の痛みを軽減。
・肘の動きやすさUP:肩~肘~手首のラインを整えることで、筋肉の使い方が改善され、痛みの出にくい使い方ができるように。

当院では、骨格の歪みを優しく整える手技やトムソンベッドを用いた骨格矯正を行っています。
ボキボキしない安心な矯正法なので、初めての方でも不安なく受けていただけます\( ‘ω’)/

⇩h&h八王子ユーロードの鍼灸整骨院・整体院での姿勢矯正について詳しくはこちら⇩

トレーニング

トレーニングで関節を支える筋力をアップ
姿勢を整えるだけでなく、その姿勢を維持するための筋力がなければ、すぐに崩れてしまいます。
関節を守り、痛みを軽減するためには、正しい筋肉の使い方を身につけ、インナーマッスルを中心とした深層筋をしっかりと鍛えることが大切です。

PNFトレーニングによる関節安定と筋力強化

当院では、≪PNF(固有受容性神経筋促通法)≫を取り入れたトレーニングを実施しています。
PNFは、脳と筋肉の連動性を高めながら、効率よく筋肉を活性化させるリハビリ技術で、本来の正しい動かし方を身体に再学習させる方法です。

✨特に以下のような方におすすめ
・関節の痛みで正しい動作ができなくなっている
・筋力が低下していて支えが不安定
・運動に苦手意識がある

h&h八王子ユーロードの鍼灸整骨院・整体院での治療法

治療の流れ

1.問診・状態確認(検査・評価)

膝・股関節・肘のいずれにおいても、痛みの背景には以下のような共通の原因が隠れています。

😲動作のクセによる関節の使いすぎや片寄り
😲筋力の低下(特にインナーマッスル)
😲姿勢や骨格の歪み(猫背・反り腰・骨盤のズレなど)
😲体重の増加による負荷増大

日常生活や痛みの状況を詳しくお聞きし、上記の表が原因になっていないかの確認を丁寧に行います。

2.施術プランのご提案・施術

姿勢のチェックを行い、関節にかかる負担や筋肉の使い方の癖を分析し姿勢矯正やトレーニングを取り入れていきます。
《姿勢矯正》
関節の痛みには、骨盤や背骨、肩甲骨の歪みが影響している事が多くあります。
身体のバランスを整える事で、関節への負担を軽減します。
《PNFトレーニング例》
 • 膝まわり
大腿四頭筋や内転筋など、膝を支える筋肉に対して神経と筋の連動を高めます。
膝の安定性を向上。
 • 股関節まわり
中臀筋・大臀筋・体幹部の筋肉を連動的に鍛えます。
その結果、股関節の可動域を広げ負担の分散を図ります。
 • 肘まわり
肩甲骨と上腕筋群の協調性を高めることで、肘への負担を軽減。
肩関節〜肘の連動がスムーズになり、肘の負担が減少します。


3.アフターケア・セルフケア指導
ご自宅でも簡単に取り組めるストレッチや軽めのトレーニングをアドバイスさせていただきます✨
必要に応じて、施術内容の調整し再発予防とパフォーマンス向上を目指します。

おすすめの施術頻度

理想は週2回のペースですが、週1回でも大丈夫です。

週2回がおすすめの理由は、姿勢矯正を受けたあとに体は72時間ほどで元の悪い姿勢に戻ろうとします。
その前にまた姿勢矯正を受けることで、効率よく姿勢を正せるためです。
週1回の場合は改善のスピードは遅くなりますが、こちらも姿勢の改善を期待できます。

股関節の痛みが出にくくなるよう、根本の姿勢からお体を良くしていきましょう。

今すぐ予約する!

股関節痛、ヒザ・ヒジの痛みでお悩みでしたら、今すぐご予約をして当院にてお体の状態をご相談ください。
痛みが小さい場合でも、不安や気になることがありましたらお気軽にお越しください。

「整形外科と整骨院・整体院、どっちに行けばいいのか?」「病院では何科に行けばいい?」とお悩みの場合も、まずは当院へお越しいただければお力になれます。

ご予約は以下のページからできます。

今すぐ予約する。

※保険適用について。
慢性的な痛みの場合は「自費治療」になります。
突発的な痛みやケガの場合は「保険適用」になります。
「この痛みは保険適用になりますか?」とご不明な点は当院までお問い合わせください。

お体のご相談は、h&h八王子ユーロードの鍼灸整骨院・整体院へ

営業時間日・祝
10:00~22:00-

※当日予約できます。20時以降は完全予約制。

お問い合わせをする
(予約以外のご用件はこちら)

JR八王子駅「北口」から徒歩7分。ユーロード沿いで通いやすい、おしゃれな整骨院です。

h&h八王子ユーロードの鍼灸整骨院・整体院 外観
来院された方のクチコミを見る
h&h八王子ユーロードの鍼灸整骨院・整体院 最寄り駅からのアクセス地図

電車、バス、お車での行き方案内を見る

h&h八王子ユーロード整骨院のコンセプトとこだわりを見る